『わたし、定時で帰ります。』を見ながら昔を思い出しつつも、やや違和感を感じる今日この頃…。でもやはり働き方をないがしろにするのはよくないと思う
- 2019/5/24
- 店長のつぶやき
- わたし、定時で帰ります。, 働き方改革
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25歳の頃、年間サービス残業時間は2000時間だった…。
どうもヨッシー店長です。
自分は映画はよく見るものの、ドラマはほとんど見ない人間です。
海外ドラマはたまに見ますが、現在は総視聴時間数を考慮して敬遠しがちです…。
ましてや日本のドラマはほとんど見てません。
…が!
少し前にFacebookの友達(現実ではうちのお客さん)が、「『わたし、定時で帰ります。』話題になりそう…」というコメントを書いていたのが気になり、子供の寝かしつけの時に、第一話を見てみることにしました。(『GAO!』で見逃し視聴)
すると、どうやら最近話題になっている「働き方改革」をテーマにしているドラマな模様。
しかもドラマの舞台はWEB製作会社とあって、自分の前職に似た雰囲気もあり(自分が居たところはベンチャーなのでドラマのような大手ではなかったけど)、その後も続きが気になって、現在も見ています。(第6話まで視聴)
ドラマはあくまでドラマなので、現場を知っている自分としては「やや感情移入できない部分」もありますが、「あ、確かにそうだよなー」とか「そっか今のご時世はそういうこともあるのよね」と共感できる部分は多いです。
過去の自分と照らし合わせながら見ていると、なかなか引き込まれるものがありますね。
自分は3年前にサラリーマンを辞めましたが、今も会社に残っていたら、少しは働き方改革の恩恵を受けていたのかもなーと、ドラマを見ながら想像しています。
まあでもベンチャーだったので、多分無理かな…(^_^;)
ドラマでは「定時あがり」も実現していますが、自分が知っている限りでは「毎回定時あがりができるような会社は業界内では一部の会社で、労働組合などもしっかりしている大手以外は難しい」ように感じています。(特にベンチャー企業が多いWEB業界などでは)
生産性が悪いとか、仕事効率が悪いとかは関係なく、「無限にやることがある職種」では、働き方改革なんて無視してサービス残業を強いている会社もまだまだ存在していることでしょう。
個人的な予想では『罰金が実施されるまでは社員をこき使ってやろう』と思っている経営者も多いように感じます。
そもそも働き方改革なんてやる前から「労働基準監督署」というセーフティーネットがあったにも関わらず、実際に指導が入る企業は一部の企業でしたからね…。
なのでドラマを見ながら「まあ(主人公が働いている企業は)大手企業だしね…」と思ってしまい、そこにやや違和感を感じています。
でも、実際の現場と剥離していたとしても、「働き方改革にそぐわない働き方はダメだよね」という主張がドラマから感じられれば、それはそれで意味のあるドラマなようにも感じています。(社会問題を提言)
まあ自分はもうサラリーマンではないので「働き方改革」や「企業での働き方」に関してとやかく言う資格はないのですが、「過労死」なんてバカげた状況が早く無くなる社会になってほしいと切に願っています。(自分も過労死する寸前までいったことがあるので…)
あと、個人的には現在の少子化問題の原点は、これまで見て見ぬふりをしてきた「雇用環境の悪化」が大きな要因になっているようにも感じています。
雇用環境が悪化していると、子供を作る事どころか、結婚や恋愛もできない状況になっていると感じています。
※参考記事→「少子化問題を考えてみる」
『わたし、定時で帰ります。』をきっかけに、現在の日本社会で「もっと働き方に関して考えられるようになればいいなー」と思うばかりです。
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