両生類ではカエルが好き。
どうもヨッシー店長です。
先日“小さなお客様”が来店しました。
アマガエル(ニホンアマガエル)です。
ツルんとした皮膚とミニサイズが可愛いアマガエルですが、実は皮膚分泌物には毒性があり、目に入ると炎症を起こしたり、最悪の場合は失明の危険もあるということをご存知でしょうか?
これは細菌などの病原体から脆弱な皮膚を守るためと考えられています。
神経毒を持つヒキガエルほどは強くはないといわれていますが、無暗に触るのは避けた方がよさそうです。
しかしながらカエルは、人間の生活に大きな役割を担っています。
例えば、
- マラリア、デング熱を媒介する蚊やハエなどの病原菌媒介生物を食べてくれます。
- カエルの皮膚に存在する抗菌ペプチドからは、薬の材料が発見されたりもしています。(HIVを殺す薬も開発)
- 生物学・薬学におけるノーベル賞のうち10%以上は、両生類を用いた研究から受賞されています。
など。
上記以外にも食物連鎖のうえで重要な役割も果たしていることでしょう。
現在、カエルを含めた両生類が絶滅の危機に瀕しているといわれています。
その主な原因は、「人間の開発による生息地の減少」
両生類に限らず、人間のせいで様々な動植物が地球から姿を消していますね。
世界レベルでみると、人間の開発によって「ツボカビ」というカビが拡散し、1960年代に比べて両生類は1/3にまで数を減らしているそうです。
先日「吉本興業問題で自分が一番感じたことは、「お天道様は見ているんだな」ということ」という記事でも書きましたが、人間も自然を破壊してきた“ツケ”がやがて返ってくるように感じます。
いや、既にそのツケの返済は始まっているのかもしれません。
個人的には、世界各地の異常気象や病原菌の増加などは、その一端なのかもしれないなーと感じています。
ちょっと話が逸れますが、自分は『自然環境を守ろう!』『温暖化を防止しましょう!』『ゴミを分別しよう!』というメッセージを聞くたびに、これらは“人間のエゴ”でしかないと思っています。
人間に私利私欲がある以上、現在の「自然環境を破壊する行為」は止めることができないと思っています。
一部のリテラシーのある科学者や保護団体は、環境破壊を止めようとしていますが、”今日生きるのも精一杯”の世界の貧困層からしたら、そんなこと知ったこっちゃありません。
現在の環境破壊を止めることは、事実上不可能でしょう。
自分はいつもこの「どうやったら自然環境を守ることができるのか?」を考えた時、行きつく答えは2つしかありません。
- 人類が地球上から絶滅する、もしくは極端に少数になる。
- 人類よりも上の存在(例えば高度な文明を持った宇宙人)が『自然環境を守らないと人類を滅ぼします』と宣言する。
この2つ。
自分も人類なので(笑)、絶滅はできれば避けられればと思うので、②の宇宙人飛来に期待したいところですが…、まあ無理でしょう。(SFでスミマセン…(^-^;))
ただ、前述したように、人間は地球に”ツケ”をしているので、絶滅も致し方ないのかもしれません…。
人間が未来を想像する時、空飛ぶ車やどこでもドアなどのイノベーション(技術革新)を想像しがちですが、100年後にはそれどころの話じゃない時代になっているかもしれませんよね。。
「イノベーションを開発する場所自体(地球環境)」が無くなっているかもしれないですから…。
できるなら、そのイノベーションによって地球環境破壊が止められたらいいんですけどね…。
うーん、でも自分の「ツケ理論」からすると、それも不可能な気が…(-_-;)
地球、これからどうなっていくのだろうか…?
PS:アマガエルから地球にまで話が飛躍しすぎてしまった…(^-^;)
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