
日本の飲食業界は限界に来ている気がする…。
どうもヨッシー店長です。
ここ最近、本当に色々なものが値上がりしていますよね。
小麦粉、パン、食用油、加工食品、菓子類、光熱費…、上げればきりがない程の種類が値上がりしています。
うちの店だと、食用油、乾物類、光熱費、輸入食材(タイ)などはモロに影響を受けていますね…。
10月からは大手外食企業(スシロー、吉野家など)も値上げに踏み切るなど、日本全体で「価格の底上げ」が進行しています。
まあそれでも、日本の飲食店は世界に比べたら「格安」といえるでしょう。(←高品質、高サービス、安心安全、衛生管理徹底などを考えると)
タイの飲食店なども安いとは思いますが、必ずしも日本と同等の営業レベルがあるとはいえないですからね。(屋台などはまだ衛生管理が徹底されていない店も多い)
値上げの比率を見ると、原材料は10~30%以上の値上げも珍しくないですが、外食価格は10%以下の場合が多いです。(吉野家+20円、くら寿司+5円など)
この構図を見ていると、本当に日本では「外食産業は立場が弱い」と感じます。
ニューヨークやハワイなどは「ガンガン値上げ」していますが、日本では数%上げるのに「ビクビクしながら値上げ」しているようにも見えます。
このような状況になっているのには様々な要因があると思いますが、個人的には
「日本は飲食店の数が多すぎるのが大きな要因」
だと思っています。
飲食店の数が多いから、顧客の選択肢は無数にある状況。
その中で値上げすると、『値上げしたんだ、じゃあ他行こう』と機会損失が起きることを危惧して、結果値上げできない、もしくは値上げしても数%、という状況が生まれているのだと思います。
特に大手チェーン店では、この傾向が強く出ているように思います。
逆に個人店などは「価格ではない価値(そこでしか食べられないものやサービス)」を生み出している場合は、価格競争にはあまり巻き込まれないのかもしれません。
ただ、それでも日本の「相場」がある以上、思い切った値上げはなかなかできないのが現状です。(ランチは1000円以内、ラーメンは1000円以上は高い、などの相場)
さて、前置きが長くなりましたが、カフェガパオは2022年10月からも
値上げしません!
2022年9月現在の販売価格のまま据え置きます。
今のところ2022年内は値上げを予定していません。
うちは特段儲かっているわけでもなく、全体の利益率は下がりますが、
「いつも応援してくれている皆様が、変わらず気軽にご来店してもらいたい」
と思っていますので、価格は据え置きにしました。
※2020年、2021年、2022年のコロナ禍で、皆様には本当に助けられましたm(_ _)m
今よりも多くのお客様がご来店してくれれば、その分をカバーできると思っていますので、もし可能でしたら「クチコミ」を宜しくお願い致します(^-^*)
もしくは少し前から始めた、50円引きになる「ドリンクセット」をご注文頂けますと助かります♪
いつもお願いばかりで申し訳ありませんm(_ _)m
カフェガパオは今後も地元で愛される店として精進していきますので、どうぞよろしくお願い致します。
PS:今後の飲食業は、「原材料費分を単純に値上げするのには限界がある」と思っているので、今までの「飲食物を作って売る」以外の「利益率を上げる別の施策」を考えていかないと生き残っていけない気がしています。
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